星空の下の約束

自学自習室のオリジナルストーリー

美咲は窓際に座り、ため息をつきながらスマートフォンを見つめていた。

画面には最新のメイクアップ動画が流れ、4年生の彼女の目は輝いていた。部屋の壁には推しのアイドルのポスターが所狭しと貼られ、棚にはグッズが並んでいる。

「美咲、宿題は?」母の声が聞こえ、美咲は慌てて画面を消した。

「う、うん…今からやるところ…」

嘘ではなかった。やろうとは思っていた。

でも、いつも兄弟の騒ぎ声に邪魔されて集中できない。

おばあちゃんの家に行っても、優しすぎるおばあちゃんとおしゃべりに夢中になってしまう。

ある日、美咲の親友・彩花が「自学自習室」という場所を教えてくれた。

「みんなで宿題するの。静かだし、サポートの先生もいるよ」

半信半疑で通い始めた自学自習室。
そこで美咲は、自分の中の変化に気づいた。

周りの子どもたちが真剣に勉強している姿に刺激を受け、美咲も自然と鉛筆を走らせていた。静寂の中で、頭の中がクリアになっていく感覚。

「あれ?こんなに集中できるんだ…」

放課後から17時まで。最初は長く感じた時間が、気づけばあっという間に過ぎていった。

ある日、美咲は勇気を出して彩花に言った。

「ねぇ、宿題終わって、ランドセル置いたら、公園で遊ばない?」

彩花の目が輝いた。

「うん!私も早く終わらせる!」

その日から、二人は競うように宿題に取り組んだ。
終わった後の公園遊びが、最高のご褒美だった。

帰り道、夕暮れの空を見上げながら美咲は考えた。
「宿題って、終わらせると気持ちいいな」

家に帰ると、母が心配そうに尋ねた。「宿題は?」

美咲は、胸を張って答えた。「全部終わったよ!」

母の驚いた表情に、美咲は少し誇らしい気持ちになった。

その夜、美咲は久しぶりに早く床に就いた。明日への期待で胸がわくわくする。

「明日は…何しようかな」

瞼を閉じる前、美咲は小さな誓いを立てた。
「明日も、がんばろう」

窓から差し込む月明かりが、優しく美咲の頬を照らしていた。明日への希望と、新しい自分への期待が、静かに美咲の心に灯っていた。

💯 宿題はいつでも、どこでも先回り。
もう、後回しにしない。

  • 家に帰ってきても宿題へ向かう様子がない・・・
  • 宿題を適当に(答え見ながら)やっている・・・
  • 誘惑(ゲームやYoutube)に負けてしまう・・・
  • 家で1人で過ごしている・・・
  • 祖父母の家で、好き放題になってる・・・

子どもたちの学習不安を少しでも取り除いてあげたい・・・

開催日

月・水・金(学校のある)

放課後14時ごろ〜17時まで

活動支援金

週2回  月額 ¥1,100 -
※活動継続のため、ご協力よろしくお願いします。

申込

電話にて、直接お申し込みをお願いします。

070-6953-1387